飲むタイプの育毛剤とは?
飲むタイプの育毛剤のメリットは、手軽に使用でき、体内から直接有効成分を取り込むので即効性に優れ効果も強いですが、飲み薬なので副作用の発症率も比較的高く、頭皮のかゆみや頭痛・精力減退などのデメリットが報告されています。
飲み薬で副作用のリスクも伴うおそれがあるので用法・容量をしっかり守って使用することが重要です。
飲むタイプの育毛剤は、比較的最近出てきたものであり、AGA(男性型脱毛症)の治療に使われるケースが多くなっています。
AGA(男性型脱毛症)は額の生え際が後退したり、頭頂部から薄くなっていったりなど男性特有の抜け毛であり、その原因は男性ホルモンです。
効果のあるプロペシア系とミノキシジル系
飲むタイプの育毛剤は、大きく分けてプロペシア系、ミノキシジル系、サプリメント系の3種類に分けられます。
プロペシア系は、成分のフィナステリドが、AGA(男性型脱毛症)による抜け毛を防いでくれ、厚生労働省が効果と安全性を認めた「飲む育毛剤」で、抜け毛予防と発毛促進が期待できる育毛剤です。
比較的副作用が弱い薬であり、ミノキシジルのような強い副作用はないようですが、挙げるとすれば、性欲減退、頭痛、胃痛などの症状が報告されています。
ミノキシジルは塗るタイプで一般的ですが、タブレット型の飲むタイプもあり、もともと血圧を下げるために開発された薬剤であり、血管を拡張して血行を促進させる働きがあります。
血行が良くなると、血液によって毛根に運ばれる栄養素や酸素も多くなり、発毛も促進されることになり、強い効果が認められています。
ただし、もともとは高血圧用の治療薬なので、ミノキシジルを使用することによって低血圧になる人もいます。
また、眠気や頭痛、性欲減退、むくみ、動悸などといった心臓や血管に関した副作用も報告されています。
天然成分は安心して使える
サプリメント系は最も安全性が高いもので、漢方薬や植物由来の生薬などの天然成分なので、副作用の心配はいらず、毎日安心して飲むことができます。
市販されているので簡単に手に入れることはできますが、薬ではないので即効性の効果を保証することはできません。