育毛と増毛どっちがいい？

生えてから抜けるまでの毛周期のサイクルを正常化して、髪が自分の力で育っていけるようにするのが「育毛・発毛」です。

つまり、現在ある髪の毛を健康に保ち、抜け毛を防ぎ、強い髪にして抜け落ちないように毛根を丈夫にします。

それと同時に、頭皮を改善し新しい髪の毛を増やし、髪を太く長く成長させることによって、長期的に髪の毛を増やすことを目的とします。

基本的に育毛・発毛の場合は、市販の育毛剤（頭につけるタイプや飲むタイプ）、育毛シャンプー、育毛石けんなどを使用し自分でケアしますが、プロの手による頭皮マッサージや頭皮を活性化させる機器を使用してケアする場合もあります。

また、頭皮を正常化させることを目的としており、生活習慣も大きく影響してくるので、髪が育つといわれる夜22時～深夜2時までの睡眠を大切にし、良質なタンパク質や低脂肪の食事を心がけましょう。

「増毛」は、1本の自毛に複数の人工毛髪を結びつけたり、人工毛髪を数本ずつ結びつけた特殊なシートを使って人工毛を地肌に張りつけたりすることで髪のボリュームを出すことです。

人毛や人工毛を頭皮に装着する行為なので、増毛はあくまで自分の髪の毛が増えたわけではありません。

育毛・発毛のメリットは、比較的手軽で費用が安く、自然に髪が増えていく行為であり、頭皮に余分な負担がかからず、むしろ頭皮が正常化することです。

一方、デメリットとしては、自然に生えることを目標とする施術なので、時間がかかり薄毛をすぐに隠せないところです。

長期的に髪を根本から増やしたい場合は、頭皮から改善する育毛・発毛を行った方が良いでしょう。

増毛のメリットは、簡単かつスピーディーに薄毛を改善することができ、すぐにフサフサの髪の毛になることです。

また、技術の進歩により一人ひとりに応じた増毛法があり、自然な生え際を再現することができるようになっています。

一方、デメリットとしては、本当の自分の髪の毛ではないので手入れが必要となり大変で、お金もかかってきます。

また、あくまで人工的に髪を増やしているだけなので、本当の意味で薄毛が改善されるわけではありません。