女性と男性の抜け毛・薄毛の違い
女性であっても男性とは違う理由で抜け毛や薄毛があり、その原因は同じではなく様々な要因が考えられ、その予防方法も人それぞれです。
女性の抜け毛には様々な要因がありますが、その中でも抜け毛の原因は、頭皮の疾患によるものが多いようです。
また最近では、女性の社会進出が増えており、精神的なストレスや疲労によって、気がつかないうちに薄毛が進行している場合があります。
抜け毛や薄毛が気になりはじめた女性の方は、普段の生活習慣や食生活も含めて見直した方がよいでしょう。
症状としては、男性の場合は男性ホルモンの影響によって、毛髪の成長する期間が短くなっていくので、毛髪のサイクルが早くなり、毛髪が育たないことが挙げられます。
女性の場合は、毛髪サイクルの休止期間が長くなり、そのまま続いていくので、結果的に髪の毛が生えず薄毛になってしまうことが挙げられます。
女性特有の抜け毛・薄毛の原因
40代から薄毛を気になり始める女性がいますが、女性ホルモンの1種である「エストロゲン」が大きく関わってきます。
エストロゲンは毛髪を発達させ、成長期を維持させる働きがありますが、減少すると成長期が短くなり、休止期が長くなってしまいます。
エストロゲンの分泌は28歳ごろがピークといわれており、それから年齢を重ねるごとに減少していきます。
加齢だけではなく、精神的なストレスや疲れなどによっても、ホルモンのバランスが崩れると髪の本数が減ったり、髪そのものが痩せたり、髪の色が薄くなったりし、全体的に髪のボリュームが少なくなります。
無理なダイエットやヘアケア剤の誤使用、頭皮の血行不良などによって、20代でも薄毛に悩む「若年性脱毛症」もあるので注意しましょう。
紫外線にも注意が必要
夏になると紫外線の強い季節となりますが、紫外線は一年中、肌だけではなく髪や頭皮にもダメージを与えています。
細胞にまで悪影響を及ぼし、抜け毛や薄毛、白髪を引き起こす原因にもなるので、紫外線対策も怠らずにやりましょう。
帽子をかぶると抜け毛や薄毛の原因にもなりますが、頭皮を清潔に保ったり、通気性のよい帽子を選んだりすることによって、リスクを減らすことができます。