女性は抜け毛や薄毛になる？
男性の主な抜け毛や薄毛の原因は、男性ホルモンによるAGA（男性型脱毛症）ですが、近年、女性の方も抜け毛や薄毛に悩まされている方が少なくありません。
女性はホルモンバランスが乱れやすく、血行不良による冷え性など体質的要素が大きく関係してきますが、日常的なファッションや後天的な要因により抜き毛や薄毛の原因がいくつもあります。
女性の抜け毛・薄毛の原因
女性は髪が長くシャンプーの時に絡まったり、ネイルによって爪が長くシャンプーが不十分で地肌がきれいにできていなかったりするケースなどがあります。
最近では女性の社会進出により、仕事によるストレスや過労でホルモンバランスが乱れやすくなったり、無理なダイエットや加齢によったりするものも抜け毛や薄毛の原因となっています。
また、女性の体質的な慢性的冷え性も血行不良を誘発し、髪の主成分となる血液中のタンパク質が髪を生成する毛乳頭まで届かない原因となります。
そして、女性の場合はもともと肌が弱いため成分の強すぎる育毛剤はかぶれなどにより肌を傷めてしまうこともあります。
男性の場合にはミノキシジルやプロペシアなども日本で承認されている育毛剤ですが、女性の場合は2％までのミノキシジルしか承認されていません。
女性にはプロペシアのように安易に女性ホルモンを増やすような育毛剤は、身体に様々な影響を与える恐れがあるので注意が必要です。
夏の紫外線には注意！
夏の熱い日差しによる紫外線も髪や頭皮にダメージを与え、抜け毛や薄毛、白髪を引き起こす原因となります。
紫外線を受け続けると、「光老化」によって紫外線が毛髪内部にあるメラニンを分解することで、赤茶色っぽい焼けたような髪色にします。
また、光老化によって、毛髪のタンパク質を構成しているシスティン結合を切断し、これにより、枝毛・切れ毛・さけ毛などのダメージヘアの原因となります。
このように紫外線も髪の毛や頭皮にダメージを与え、抜け毛や薄毛の原因となるため、しっかりとした紫外線対策も必要となってきます。
