正しい育毛方法とは

育毛活動も正しい方法で行わなければ、十分な効果が期待できないばかりではなく、逆に頭皮などを傷めてしまい、抜け毛や薄毛を誘発することもあります。

育毛・発毛の効果が最も期待できるのが、育毛剤を使用した方法で、新しい毛が生えてくることを実感できるものです。

育毛剤には、抜け毛の原因である男性ホルモンの働きを抑制するもの、頭皮の血行を促進するもの、毛母細胞を活性化するもの、体内の発毛環境を整えるものがあります。

育毛剤を使用しても、毛穴が皮脂によって詰まっていたりすると、育毛剤の有効成分が頭皮に十分浸透しないので、頭皮はシャンプーなどにより清潔にしておきましょう。

育毛シャンプーは髪を洗うのではなく、頭皮を洗うような感覚で使用し、皮脂などの汚れを落とすようにしてください。

髪の洗い方は、まずは、いきなりシャンプーを使うのではなく、水やお湯だけで1～2分軽めに汚れ等を洗い流す「予洗い」を行ってください。

予洗いをすることにより、髪と頭皮に十分な水分を馴染ませることでき、頭皮に水の膜をつくり、頭皮や毛穴への刺激を和らげる事ができます。

次は、育毛シャンプーを使った「本洗い」ですが、原液を直接頭皮にかけるのではなく、手のひらで十分に泡立ててから髪につけます。

このときできるだけ頭皮に強い刺激を与えないように、爪を立てないように気をつけながら、優しく洗います。

髪や頭皮がきれいになったら、指の腹で頭皮をマッサージして育毛効果を促すため血行を促進していきましょう。

マッサージが終わったら、シャンプーが頭皮に残っていると炎症などの肌トラブルの原因になってしまうので、たっぷりのお湯で時間をかけて丁寧にすすいでいきます。

シャンプーでは、余分な皮脂を取り除けばそれで十分で、皮脂を取りすぎると体が危険を察知し余計に皮脂を出すといこともあります。

頭皮も必要以上にきれいにすると状態が悪くなる可能性があるので、頭皮の皮脂を取り過ぎないように注意してください。

また、育毛剤のほかに、育毛グッズなどがあり、ブラッシングやレーザー育毛機などがあります。

洗髪前に適度なブラッシングを行うことは、髪の毛の汚れを浮かびあがらせたり、頭皮の血行を促進させたりなど効果がありますが、強く行ってしまうと皮下組織が傷んで頭皮が固くなってしまいます。

あくまで優しくブラッシングを行い、頭皮をマッサージするというイメージで使用してください。