ワカメやひじきのミネラル分は髪に良いのです
昔から、ワカメやひじきは髪が増えて黒々するといわれていますが、実際は医学的な根拠はありません。
ですので、ワカメやひじきを摂取することにより髪の毛が生えてくるという直接の効果はなく、そればっかりを食べても髪が増えていくわけではありません。
毛髪によい栄養分とは、タンパク質、ビタミン、ミネラル類で、その中でも亜鉛という成分が健康的な毛髪の生成には欠かせません。
海藻にはミネラル分が含まれており、皮膚の健康に欠かせない亜鉛・銅などのミネラルが豊富に含まれています。
よって、頭皮を健康で活力のあるように保つには、海藻から取り入れるミネラルは欠かせないものとなっています。
発毛を助ける海藻類は意識してとりましょう!
海藻から抽出されるエキスには毛母細胞を活発化させるための栄養素が含まれていたり、頭皮の保湿のための成分が含まれていたりと育毛には役に立つ成分がしっかり含まれています。
また、海藻はダイエット食としても有名でカロリーもほとんどないため、健康的な食品であり育毛にもよいため、バランスのよい食事を心がけるには、一品は栄養を摂取したい食材です。
健康を意識した食事が育毛にも直結していくので、食べ物を意識して摂取していくことが重要となってきます。
それ以外にも発毛に良い食材があります!
ワカメやひじきといった海藻類以外にも頭皮や髪に良い影響を与える食事や栄養素があります。
例えば、タンパク質や亜鉛、ビタミンB群(B1、B2、B3、B5、B6、B12、葉酸など)、ビタミンA・C・E、カプサイシン、イソフラボンなどです。
タンパク質は、髪の素となるメチオニンなど必須アミノ酸が含まれており、肉、魚、乳製品、大豆などに含まれています。
亜鉛は、毛髪の主成分であるケラチンの合成を潤滑に行う作用があり、肉類、ウナギ、魚介類、海藻類、納豆に含まれています。
亜鉛は育毛には欠かせない栄養素ですが、厚生労働省より目安の摂取量が出ているので、過剰摂取には気を付けてください。
ビタミンB群には代謝を促進させる効果があり、毛母細胞の分裂を活発にし、皮脂の分泌を抑制します。
主に、ビタミンB2は肉類、ビタミンB6は魚介類、その他のB群は豆類、玄米、緑黄色野菜に含まれています。
ビタミンA・C・Eは抗酸化作用があり、細胞や皮脂の酸化を防ぎ、主に食黄色野菜やかんきつ類、魚介類に含まれます。
カプサイシンは血行を良くする働きを持ち、トウガラシに含まれていますが、取り過ぎると必要以上に発汗するため注意が必要です。