男性の抜け毛・薄毛の原因は?
男性の抜け毛・薄毛の原因は一つだけではなく様々な理由があり、自分がどういう症状かを知る必要があります。
しっかりした育毛対策をとるためにも、まず薄毛の原因を知ることが解決の第一歩となります。
男性ホルモンによるもの
1.男性ホルモンの働きによるAGA(男性型脱毛症)
昔から男性の方が抜け毛や薄毛の人が多いですが、それは男性ホルモンの働きに関係しています。
男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼという酵素によって、抜け毛の原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)に変化することにより起きます。
髪の成長を抑制して、早く抜けてしまうのが主な症状で、この体質は遺伝するといわれています。
2.軟毛化現象
髪の毛が細く柔らくなる症状のことをいいますが、これは男性ホルモンが髪の成長をストップさせることにより、未熟な毛が多くなることによって引き起こされます。
食生活や生活習慣が原因のもの
3.バランスの悪い食生活。
肉類や油ものを取り過ぎるようなバランスの悪い食生活は、頭皮をぎとぎと地肌に変え、必要以上に皮脂を出している状態にします。
こうなると頭皮の毛穴がふさがれ、炎症を起こしたり、髪の成長を阻害したりして、抜け毛や薄毛の原因となります。
頭皮を良好な状態に保つには、良質なタンパク質やビタミン、ミネラルなどが必要となってきます。
4.不規則な生活・睡眠不足
日中に受けた髪や頭皮のダメージは、寝ている間に働く免疫細胞やホルモンによって修復されます。
また、髪の毛は夜間に成長し、昼間は成長しないので、不規則な生活や睡眠不足は解消し、抜け毛や薄毛を予防しましょう。
5.精神的なストレス。
精神的なストレスは体にも影響してきて、代謝が異常になったり、筋肉の収縮によって血管が細くなり毛根に栄養分が十分に運ばれなくなったりします。
そうなると髪が十分に育たなくなり、髪の毛が早く抜けたり、細りとした髪になったりする原因となります。
6.喫煙や過度な飲酒。
たばこのニコチンは血管を収縮させる働きがあり、栄養分を毛根に十分運べないようにするなど抜け毛の原因となります。
また、過度の飲酒は肝臓に負担をかけ、肝機能が低下することにより、髪への栄養分を供給する妨げとなります。